Veil

Veilは生花がドライフラワーへと変化する過程の中で、
「うつろいゆく美」を観るための花器です。
通常のドライフラワーを作る要領で生花を逆さに生けて使用します。
花器の名前は西洋の結婚式や葬儀にて女性が顔に被る網状のテキスタイルに由来します。
このテキスタイルは女性と世界との間に位置し、
フィルターや一種の緩衝材として機能しているものです。
花が逆さまに浮いている非日常のイメージと日常生活との間に
たゆたうヴェールとして名づけました。

この花器は二つのパーツから成ります。
一つはガラス製の底なしのゆるやかな円錐型の花器です。
職人による特殊な技法(金型と吹きガラスを応用した方法)により
一つ一つ手作業にて制作されています。
その技法により花器の外面は工業的な起伏の無い円錐ですが、
内側の表面のみが水のように波打たせ、オーガニックな表情を与えてあります。
生花が水の中でドライフラワーになっていくかのような風景を表現しています。
もう一つは、細さ0.8mmの六角形にカットされたステンレスの針です。
この形状により針の強度を上げ、針が花器の開口部から転がり落ちることを防いでいます。
人は日常的に当たり前のように花を生け、花との時間を楽しみます。
その行為の背景にはどういうおもいがあるのか。
人はなぜ花を生けるのか?過程として何を観ているのか?
というメッセージを込めてデザインしています。
作品写真 : Takumi Ota

SIZE/φ105 × H245 mm(上部はφ100 mm)
MATERIAL/ガラス、スチール
PRICE/24,762円+税


dan to yoh 富松暖(トミマツダン)氏について

PROFILE/1982年東京生まれ。2006年多摩美術大学デザイン学科卒業後、渡英。
2008年イタリア DOMUS ACADEMY MASTER IN DESIGN修了。
2009年英国国立ウェールズ大学 美術学部修士過程修了。

主なクライアント
Veuve Clicquot, SWAROVSKI, iB Rubinetterie, MIZAR,

展示
Salone del mobile トルトーナエキシビション2008 THAT'S DESIGN
Salone del mobile トルトーナエキシビション2009 Veuve Clicquot OUT OF THE BOX 展示
TOKYO DESIGNERS WEEK SHOP EXHIBITION SUS GALLERY 2009



定価 26,743円(税込)
販売価格 28,080円(税込)
購入数